LAL-Dと食事

低脂質食とはどのような食事でしょうか。以下の項目で、LAL-Dの患者さんに適した食生活を送るための手引きをご覧ください。

主要栄養素の簡易ガイド

主要栄養素の簡易ガイド

私たちの食べ物には、次に挙げる3種類の主要栄養素が含まれています。 • 炭水化物 • 脂質 • たんぱく質 食べ物は、この主要栄養素が組み合わさっています。たとえば、鶏肉はたんぱく質ですが、同時に脂質も含んでいます。 炭水化物...

低脂質食とは?

低脂質食とは?

低脂質食とは、脂質の多い食品の摂取を制限する食事法です。LAL-D患者さんにとって、健康に良くない飽和脂肪酸を含む食品(例:菓子パン、ビスケット、調理済み食品、ファストフード、ハム類、赤身肉)は避け、健康に良い不飽和脂肪酸を含む食品(例:油脂、オリーブ、アボカド、ドライフルーツ/...

成人LAL-D患者さん向けの食事

成人LAL-D患者さん向けの食事

低脂質食を心がけ、健康的な食品を摂るようにしましょう。果物、野菜、豆類など食物繊維が豊富な食品を選び、複合糖質(オートミール、キヌア、全粒粉パスタ、玄米、ジャガイモ、サツマイモ、全粒粉パン、種子類)を積極的に摂取し、脂質を含む健康に良いたんぱく質(魚介類、鶏肉、卵や豆腐、大豆、グ...

小児LAL-D患者さん向けの食事

小児LAL-D患者さん向けの食事

小児のLAL-D患者さんは、他の子どもと同じように、健康的でバランスの良い食事が必要です。1つ違うことは、食事の脂質を減らさなくてはならないという点です。低脂質食では、体に良い脂質(オリーブオイル、オリーブ、アボカド、脂の多い魚、ドライフルーツ)を少なくし、さらにLAL-D患者さ...

小児の急速かつ進行性のLAL-D

小児の急速かつ進行性のLAL-D

臨床的に、LAL-Dには 乳児期に発症するウォルマン病と、小児期から成人期にかけて発症する遅発型LAL-Dのコレステロールエステル蓄積症(CESD)の2つのタイプがあります[1,2]。...

LAL-D患者さん向けの食生活を続けるためのヒント

LAL-D患者さん向けの食生活を続けるためのヒント

• 食事の時は、皮なしの鶏肉、魚、卵白、インゲン豆、レンズ豆など良質なたんぱく源を必ず摂るようにしましょう。たんぱく質は炭水化物よりも満足感が高く、適切な成長を促し、筋肉を発達させ、細胞を修復し、髪・皮膚・爪を健康に保つために体が必要とするすべての栄養素を持っています。 •...